住宅ローン 頭金は入れるべき入れないべき??

お金

こんにちは❗️独立系FPのふみです❗️
この記事を読むことで、知らなかった知識に出会え『もっと知りたくなった』
と思えるように書いています😊

今回は『住宅ローンの頭金はいれるべきか』についてです!

冒頭にまずはこの記事は
・マイホームを建てようとしている世帯
・将来の貯蓄を考えている世帯
におすすめ内容です❗️

頭金は入れるべき?入れないべき?

結婚もして、子供も生まれ、様々なステージの先の人生一番の買い物と言っていい程のマイホーム。

将来は、僕も夢のマーホームを建てようと思ってるんだ!
でも、そんなに貯金も貯められているわけじゃないし、頭金とかもかかるって言われているから払えるか心配だな。

頭金、入れるか入れないかってちょっとしたジレンマだよね。
でも、安心して。ここで気にすべきポイントをあげていくね!

頭金を支払うメリット・デメリット

頭金を支払うとどんなメリットとデメリットがあるのかをみてみよう!

【メリット】

1. 月々の支払いが軽減!

頭金を支払うことで、ローンの総額が減り、その結果、毎月の支払いも減少します。これは家計の負担を軽減する一石二鳥のメリットとなります。

2. 金利の低減

頭金を入れることで、残りのローン額が少なくなります。これにより、支払うべき金利も減り、総支払額が削減されます。お金の節約に繋がりますね。

3. 審査通過率アップ

頭金を支払うことで、ローンの審査通過率が上がる場合があります。銀行や金融機関もリスクが少ないと判断しやすくなるのです。

【デメリット】

1. 貯蓄割合の減少

頭金を支払うためには、まずは一定の現金が必要です。これが手元にない場合、急な出費となり、他の生活費や緊急時の備えに影響を与える可能性があります。

2. 他の投資機会の損失

頭金を支払うお金を他の投資に回すことも検討すべきです。
もし他の投資が将来的にリターンを生む可能性が高い場合、頭金を支払うことでその機会を逃すことになりかねません。

3. ローン条件の損失

一般的に頭金を支払うことで金利が低くなりますが、これが必ずしも得だとは限りません。ローンの条件をよく確認し、頭金を入れることで得られるメリットが、その他の条件の損失を上回るかどうかを考えましょう。住宅ローンには団信という、万が一になった際にローンの残債を0になるか、減少する恩恵も受けることができます。その恩恵を薄めてしまう可能性もあります。

4. 将来の柔軟性の損失

頭金を支払うことで、将来的な柔軟性が損なわれる可能性があります。急なライフイベントや状況の変化に対応するために、手元の資金を確保しておくことも大切です。

なるほど!
頭金は入れるか?入れないか?はどっちが正解というわけではなく、その世帯の状態に合わせて考えた方がいいってことだね!

その通りだね!
今後、自分が何歳まで働くかや、何人の子供が欲しいか。私立に行かせたいか公立に行かせたいか。などを考えた上で金額を決めた方がいいね!

そっか!
でも、ふみさんはこのメリットデメリットを踏まえた上で、自分がマイホームを買うとしたらどうしようと考えているの?

人それぞれとは言ったものの、数字で答えが出てきてしまっているところもあるので、
僕が考える頭金の使い方を紹介するね。

銀行のある方法を使う

銀行が使っているある方法を、住宅ローンを借りる際にも応用するというものです。

まずは銀行の仕組みを簡単に説明します。

銀行というのは、超低金利と言われている私たちが利用する個人口座を通して、金利0.001%でお金を借りています。
銀行側からすると、お得にお金を借りれている状態です。

仮に3000万円を個人口座から借りた場合。
銀行は、この3000万円をどうするかというと。
金利のもっと高い、住宅ローンとして金利1%で貸しているんですね

すると、3000万円の1%の金利だと、30万円の収入が入ってくるんですね。
そのうち、個人口座には0.001%の300円の返済でいいわけですから

銀行は差額の299,700円の儲けが出るという仕組みなんですね。

お金を貸し借りしている中で、お金を生み出しているという仕組みなんです

シンプルだけど、長く続く銀行の定番のビジネスモデルだよね。
これを住宅ローンを借りる際に応用できたらいいよね。

住宅ローンに応用してみると

これを応用してみるってどういうこと??

ケースとして3,000万円で金利1.0%で35年間で住宅ローンを組んだ場合を考えてみよう。

ケース,1
【500万円の頭金を入れないで3,000万円で金利1.0%で35年間で住宅ローンを組んだ場合】
総支払額3,556万円

ケース,2
【500万円の頭金を入れて2,500万円で金利1.0%で35年間で住宅ローンを組んだ場合】
総支払額3,463万円(2,963万円+500万円)

→ケース1と2の差額:93万円

頭金を入れると入れないで、93万円の差額が生まれるってことだね。

頭金を入れたらもちろん総支払額は負担が減るけど
逆をいうと、35年の長い間で500万円という大きな金額を運用したのにも関わらず、100万円程の利益しか生めないとも言えてしまうよね。

まとめ

2024年現在、日本の岸田首相も「貯蓄よりも投資へ」といって新NISAが始まり、投資をしないと老後の貯蓄が賄えなと言われている世の中で、500万円が元手であるとしたら、その金額が倍にもなるような運用もできる。

もちろん投資にはリスクがあるので、長期・積立・分散のルールをしっかりと守り、リスクヘッジをした中ではありますが、資産の分散はしっかりと考えていきたいですね。

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